雨で感情を表現する描き方のまとめ



絵の中の世界で、天気は画家の感情を表現していることがあります。
そして、見手に感じて欲しい気持ちを天気で表現する画家もいると思います。

晴れている天気は、明るく元気な印象。
曇っている天気は、空気が淀んでいて、悩みを抱えているような雰囲気。
雨が降っている天気は、暗く悲しんでいる印象。

色々な天気の中から今回は雨に絞り、描き方をご紹介します。
雨の表現の仕方で、その作品の持つ雰囲気が変わります。

雨には、様々な降り方や様子があります。
小雨、大雨、風雨、天気雨、雨上がり。
絵で表したい感情によって、雨の降り方を変えてみると面白そうです。





①線


かすれの出るペンで書くと、より動きのある雨になります。


雨の色をカラフルにしてみると、個性がでます。


線の並び方や太さを変えてみると、遊び心が表現されます。





②しずく


子供のお絵描きのような、ポップでかわいらしいイメージになります。


雨雲からしたたるように描きました。





③円


円で描くと、雨上がりの雰囲気がでます。


キラキラしていて、希望を感じる絵になりました。





ここに載せた7枚の絵はすべて雨が描かれていますが、それぞれの絵をみて異なる感情を抱くと思います。
絵の雨模様や色使いから、作家がどんな気持ちを表現したかったのか推測するのは、面白いです。

是非、オリジナリティを加え、今回の描き方を参考にしてみて下さい。



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